キャリアコンサルタント試験直前対策まとめ【面接で大切にしたいことは?】

気持ちよく話してもらうには

キャリアコンサルタントの実技面接試験が近づいてきた

キャリアコンサルタントの実技面接試験の本番が近づいてきました。

「自分には向いていないのでは?」とか「受ける意味があるのかな?」とか考えていた時期もありましたが、やはりここまで来たら受かりたい!という気持ちが強くなってきました。

そこで、実技面接試験(ロールプレイング試験)のポイントを自分のためにもまとめておこうと思います。

今まで受けてきたLECでの講義や練習を通じて、大切だと思ったことを振り返ります!

▼口頭試問についてはこちらでまとめました。

【2018年版】キャリアコンサルタント試験 口頭試問の答え方まとめ(実技試験)

2016.12.02

実技面接試験の大事なポイント1つだけ

とはいっても大切なポイントは1つだけだなと思っています。

クライエント(相談者)に気持ちよく話してもらうこと

コンサルタントの力で解決してやろうとか、いいとこ見せてやろうとか思ってしまうとダメですよね。

まずは聞き上手になって、たくさんしゃべってもらうことが大切。

理屈っぽい、結論を急ぐ、質問が長くなりすぎる、そういう傾向にある人は「クライエントに気持ちよく話してもらう」ことを強めに意識しておきましょう。

そして、気持ちよく話してもらうための雰囲気づくりも大切です。

座る位置の確認、口外は絶対にしないということの伝達、「他に気になることはありませんか?」といった確認。

このあたりも大切にしなければならないポイントですね。

追記:座る位置の確認、口外は絶対にしないということの伝達は、審査員から省略するようにいわれることもあります。

まずはクライエントのニーズを意識

「話を聞いてほしい」というクライエントのニーズを忘れてはいけないですよね。

「自分のしゃべっている量が多くないか」は練習のなかで常にチェックしておいたほうがいいです。

ただ、実際の相談場面では「話を聞いてほしい」以外にも「情報がほしい」というニーズもあるはず。

しかし、キャリアコンサルタント試験に関しては「話を聞いてほしい」というニーズを満たしてあげれば十分でしょう。

知識量(情報量)に関しては、学科試験で試されていますしね。

その人の生き方、価値観を共有する

気持ちよく話してもらうということが大きなポイントですが、やりとりの間で何かしら目標がないとコンサルタントの意味はないと思います。

私が思うに、その人の生き方、価値観を再認識してもらうことがコンサルタントの大きな目標ですね。

「自分はこういう風に生きていきたい」という本音の部分は、クライエントのなかで埋もれていてクライエント自身でもわからなくなっていることが多いと思います。

「この人は、本当は何を大切に生きていきたいのだろう」

こういったことをイメージしながら相談に乗っていくと、自然と聞く姿勢というのが身につく気がします。

もちろん人によって、価値観や自分の人生で優先させたいものはさまざま。

  • 家族を守るための経済力
  • 自分が楽しく働けるような仕事内容
  • 社会や組織に貢献できるように、自分の長所を活かせる仕事
  • 人生は限られているから、無駄な時間は過ごしたくない
  • 仕事は二の次、とにかく結婚して幸せな家庭を築きたい

ぱっと思いつくぐらいでもこれぐらいあります。

もちろん、全部大事だ!という人も多いでしょう。

このなかで、どれを優先したいのか、という点にその人の個性が出るのではないでしょうか。

やってはダメなこと

「クライエントに気持ちよく話をしてもらう」というのが一番大切ですが、それをふまえて、やってはダメなことをまとめてみました。

自分主導で話してしまう

おそらく失敗する人のほとんどはこれです。

試験においては、キャリアコンサルタントの意見なんてどうでもいいんですね。

沈黙があっても、待つが基本です。

知ったかぶりに注意

時間も限られていますし、知ったかぶりが絶対だめというわけではありません。

ただ、クライエントの仕事内容を尋ねたところで、いまいち理解できないことって多いと思うんです。

そこをわからないままにしてしまうと、あとになって困ることもよくあります。

しかも、「その仕事について詳しく教えてください」や「それどういうことですか」といった質問はクライエントからしたら嫌な気持ちにはならないはずです。

「興味を持っていますよ」というアピールにもなるので、疑問に思ったことは素直に聞いていくのが基本です。

性格的に、知ったかぶりをしやすい人は要注意です。

知ったかぶりをしやすい→自分を大きく見せたがる→話し過ぎる

これだとちょっと厳しいので、聞く意識をしっかりと強く持っておいたほうがいいですね。

これからやろうと思っていること

これから試験本番までの間で、やろうと思っているのは短いフレーズで質問できるようにトレーニングすること。

「そのときどういうお気持ちだったんでしょうか?」など。

気持ちよく話してもらうためには「○○ですけど、○○で、○○ということは、○○なんでしょうか?」みたいな長い質問はしないほうがいいです。

質問のフレーズはなるべくシンプルに。これを自主練して、心に余裕を持った状態で当日を迎えたいですね。

知っておきたい専門用語

キャリアコンサルタントに関する専門用語ってかなりあります。

理論に関しては「発達」「心理」「キャリア」などに分類されていて、学者の名前とキーワードを覚えないと学科試験に通りません……。

口頭試問で用語を少し使うと熱心さを伝えれますし、ロールプレイにおいても理論の枠組みを知っておくにこしたことはありません。

筆記試験でも、ロールプレイでも、口頭試問でも知っていると便利な言葉をここではまとめておきますね。

シュロスバーグの4S

これ便利です。これからキャリアコンサルタントの勉強する人には真っ先に知っておくといい考え方であり理論ではないでしょうか。学科試験でも頻出です。

4SとはSelf(自己) Situation(状況) Support(支援) Strategy(戦略)のこと。

これをシュロスバーグは4つのリソースだと言っており、カウンセリングではクライエントの4Sを確認していくことが大切です。

実際の相談場面、実技面接試験でも、「自己」は聞けたけど、「支援」については聞けていないなとかチェック項目として使える考え方ですね。

ちなみに、「支援」とは家族からのサポートとか、職場でのサポートのことですね。そういうことを聞き出すことで、自分自身を振り返ってもらうというわけです。

ロジャースの来談者中心療法

カール・ロジャースは心理学の世界で一番有名な学者といっても過言ではありません。

「共感的理解」「受容的態度」「自己一致」がカウンセリングでは大事だとのこと。

元々は心理療法(心理カウンセリング)ですが、キャリアコンサルタントでもこの考え方に沿ってカウンセリングを行います。

ただ、試験においてはクライエントに気持ちよく話してもらえば問題ないので、こういった理論に関して深追いはしないでいいと思います。

開かれた質問、閉ざされた質問

開かれた質問というのは言い換えると、抽象的な質問のこと。

「そのときどのような気分だったのですか?」など。

たくさんクライエントに話をしてもらいたいときに大事になってきます。

閉ざされた質問はその逆。

「とても不安だったんですね?」など。

「はい」「いいえ」で答えられる質問のことです。

最初の段階では緊張をほぐすためにも閉ざされた質問を中心にして、その後開かれた質問を多めにすることが大切だといわれています。

全体としては開かれた質問を多めにして、クライエントの話をしっかりと聞くように心がけましょう。

イリショナルビリーフ

非合理的信念のこと。つまり思い込みですね。

それをいかに気付かせるかというのも1つのポイントですね。

口頭試問についてはまた後日まとめます

実技面接試験のポイントをまとめてみました。

とりあえず気持ちよく話してもらうことが大切で、ほとんどそれが全てといってもいいでしょう。

しかし、面接試験では口頭試問もあるので、それはまた別に対策が必要です。

口頭試問については、また後日まとめていきたいと思います。

▼口頭試問についてまとめました。

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