「フリーランスとしてのキャリアコンサルタント資格の活かし方」にはどのようなものがあるでしょうか。
この記事では、フリーランスであり、キャリアコンサルタント資格を持っている私自身の経験を話したいと思います。
▼キャリアコンサルタント全般の働き方についてはこちらでまとめています。
■目次
フリーランスとキャリアコンサルタントの相性はいい
キャリアコンサルタントの資格をとる人のなかで、私のようなフリーランスの人はあまり多くありません。
LECでいっしょに勉強をしていた養成講座のメンバーのなかにも、フリーランスとおっしゃる方はいなかったですね。
(人材系の企業、職業訓練校、ハローワーク、介護施設などで働いていている方や、社会保険労務士の方、主婦の方などがおられました。)
ただ、個人的にはフリーランスとキャリアコンサルタントの相性はいいと感じています。
なかでも専門分野以外で、強みを追加で持ちたい人には特におすすめ。
私もキャリアコンサルタントの勉強を始めたときからライターをやっていましたが、キャリアコンサルタントの資格をとってから、仕事の数も収入も増えました。
どのような仕事をしているか、ここから紹介していこうと思います。
エントリーシートや履歴書のアドバイス、添削サービス
(2018年10月現在、サービスを休止しています。詳細はこちらで記事にしています。)
ココナラというWeb上でスキルの売買をできるサービスがあるのですが、そこでエントリーシートや履歴書のアドバイス、添削サービスを提供しています。
メールのようにやりとりできるので、Wordなどのファイルを添付してもらい、それに対してアドバイスや最低限の添削をするという流れにしています。
ココナラのプロフィール欄ではキャリアコンサルタントであると紹介していて、その効果がどのぐらいがあるかはわかりませんが、50件近くサービスを販売することができました。
料金はエントリーシートや履歴書1つにつき3,000円〜10,000円。
初めからこの料金でしていたわけではありませんが、依頼者の方に喜んでもらえるようなサービスを提供し続けて、徐々に料金を上げていく形をとりました。
ココナラ以外にもタイムチケットやランサーズストアなど似たサービスはいくつかありますが、ココナラが一番集客力があり、販売しやすいですよ。
講座で学んだことがコミュニケーションに役立っている
依頼者の方とのコミュニケーションでは、キャリアコンサルタントの講座で学んだことがかなり役立っています。
最初はどの程度傾聴すればいいのか、どの程度具体的にアドバイスをすればいいのか迷っていましたが、だんだんと相手の反応を見ながらアドバイスの量を調整するといったこともできるようになりました。
大事にしているのは、依頼者の方が自分で納得の行くエントリーシートを書けるようになること。
アドバイスする際には必ずお伺いを立てるように心がけていて、アドバイス通りにしなくてもいいことは繰り返し伝えています。
根拠をもってアドバイスはしていますが、押し付けてしまうのはおかしいですよね。
依頼者の方が一生懸命書いたものなので、それを否定するような言い方にならないようにするという部分もかなり注意しています。
そのぶんコミュニケーションに時間はかかりますが、それを最初に了承いただいたうえで、サービスを購入してもらっています。
キャリア系の有資格者のみ執筆できるライティングの仕事もある
以前からキャリアや就活に関する記事は書いていましたが、資格を取ってからライティングの依頼をいただくことが増えてきました。
なかにはキャリアコンサルタントなどの有資格者に限定してライティングを任せるメディアもありますよ。
Web業界では記事の質や信頼性を重視する流れになっているので、有資格者が書いた記名記事は重宝されるのも事実。
今、記事を書く仕事をしていたり、ライターの仕事に興味のあるのであればキャリアコンサルタントの資格をとる価値はあります。
ランサーズやクラウドワークスでまずは試しにライターをやってみるのもいいでしょう。
さいごに
キャリアコンサルタントの資格は対面の仕事でもインターネット上の仕事でも役立ちます。
働き方が多様化しているなか、キャリアコンサルタント自身にもいろいろな働き方があると知るのはとても大切なこと。
キャリアコンサルタントの資格の活かし方はまだまだあると思うので、私自身ももっと幅広く活動していきたいと思っています。
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