「もったいない表現になっていないか」という点はエントリーシート作成における一つのチェック事項です。
特に多いのが、スペースが限られているなかで、なくてもいい文章や言葉を使ってしまうケース。
もっとアピールできることが他にあるのに、書かなくてもいいことにスペースを割いてしまうのはやはりもったいないです。
もったいない表現の例①同じ意味の言葉が重なる
同じ意味の言葉が重複しているケースは結構多いです。
たとえば一つの文章の中で人口減少、過疎化、空き家の増加などといった言葉が入っていることがあります。(公務員試験のESにおいて)
どれか一つだけ書けば、その地域の人口が減少しているんだなということはわかるので、ここまで単語を重ねる必要はないですよね。
もったいない表現の例②面接官が知っている内容を書く
先ほどの例ですが、そもそもエントリーシートに「◯◯市は人口が減少しています。」のような話を書く必要がありません。
それは面接官も知っている話だからです。
エントリーシートの目的は自分という人間を知ってもらうためにあるので、人口が減っているなど社会事情に関する話は省略して大丈夫です。
ただし、「◯◯市の△△という取り組みに携わりたい」などとその自治体独自の政策を書くときは、簡単に説明を加えてもいいでしょう。
自治体についてしっかり調べている、興味があるというアピールにつながるからです。
もったいない表現の例③雑なまとめ
すばらしい内容の文章を書いていて、最後の最後にまとめの文章がやや雑になっていることがあります。
具体的な話をしっかりできているのに、最後のまとめがふわっとしていて、かつ今までの話を拾いきれていないケースです。
そもそも最後にきっちりまとめの文章を書く必要がありません。
まとめの文章がなくても、エントリーシートとしては形になるので、無理矢理まとめようとしないで大丈夫です。
最初に結論を提示して、あとはひたすらわかりやすく、具体的に話を展開していく。
その方が、採用担当者にとって読みやすく、かつ内容の濃いエントリーシートになると思います。
細かい部分の添削は最後に
添削やアドバイスにおいて、最初から細かい表現のところをチェックしているわけではありません。
「この単語とこの単語で意味が重なっています」といった細かい点は最後の最後に確認させていただきます。
まずは内容に関するアドバイスをさせていただき、最後に細かい文言を確認といった流れになるということです。
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