キャリアコンサルタント試験の過去問を徹底分析!押さえておきたい人名と法律は?【2018年10月更新】

キャリアコンサルタント試験過去問分析

キャリアコンサルタント試験に合格するためにクリアする必要のある4択の筆記試験。

70点以上で合格なので、50問中35問は正答する必要があります。

「4択の問題で7割なら大丈夫かな…」と思うかもしれませんが、試験範囲も広いので、私は結構苦労しました・・・。

筆記試験にはなるべく時間をかけたくないというのが本音だと思うので、この記事では「効率よく筆記試験に合格するにはどうすればいいのか」ということをテーマに過去問を分析していきたいと思います。

キャリアコンサルタント試験の試験科目は5つに分けられる

まず厚生労働省のホームページを確認すると、キャリアコンサルタント試験の科目についてこの5つが書かれています。

  • 職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
  • キャリアコンサルティングの理論に関する科目
  • キャリアコンサルティングの実務に関する科目
  • キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目
  • キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目
筆記試験と実技試験がまとめて書かれているのですが、これをもう少し整理して説明しよと思います。

法律と理論を優先して勉強しよう

「具体的にどの分野が大事なんだろう…」と過去問を一通り確認したんですが、大事なのは以下の2つだと考えています。

  • 職業能力開発促進法その他関係法令に関する科目
  • キャリアコンサルティングの理論に関する科目
なぜ大事かというと、覚えないといけないことが他の3つに比べると多いから。

実際、法律に関する知識やキャリアコンサルタンティングに関する理論はキャリアコンサルタント養成講座でも多くの時間を使って講義されています。

「キャリアコンサルティングの実務に関する科目」「キャリアコンサルティングの社会的意義に関する科目」「キャリアコンサルタントの倫理と行動に関する科目」も大事なのですが、常識で解ける問題も一部含まれています。

これら3つの科目に関しては過去問を繰り返し解いておけば、感覚的に答えられるケースが多いと思いますよ。

特に押さえておきたい法律は「職業能力開発促進法」と「労働基準法」

法律に関する科目に関しては「職業能力開発促進法その他関係法令」と厚生労働省のホームページには書かれていました。

「職業能力開発促進法」ではキャリアコンサルタントの定義などが記されているため、重要であるのは当然のこと。

その他関係法令では「労働基準法」などの労働関係法令がメインになります。

▼実際に過去問での登場回数を分析したところ、たしかに「職業能力開発促進法」が多く出題されているのがわかりました。(第2回、第3回試験は手元に問題がありません・・・)

(見づらい場合はスマホの画面を横にしてご覧ください)

第1回試験 第4回試験 第5回試験 第6回試験 第7回試験 第8回試験 第9回試験 合計
職業能力開発促進法 1 1 1 1 3 3 10
労働基準法 1 2 1 2 1 7
男女雇用機会均等法 1 1 2 1 5
育児・介護休業法 1 1 1 3
労働契約法 1 1 1 3
高年齢者雇用安定法 1 1 2
個別労働関係紛争解決促進法 1 1 2
障害者雇用促進法(障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律) 1 1 2
若年者雇用促進法 1 1 2
労働安全衛生法 1 1
学校教育法 1 1
学校教育法等の一部を改正する法律 1 1
パートタイム労働法 1 1
労働者派遣法 1 1
カウント方法:本文、選択肢ともにカウント。同じ問いで複数回登場しても1とカウント。手作業であることご了承ください。
メジャーどころが多く出題されているのがわかります。

労働基準法や男女雇用機会均等法など中学や高校のとき公民で習った法律が上位に来ている印象を持ちました。

※「障害者雇用促進法」という法律の名前自体は試験にあまり登場していませんが、障害者雇用は頻出分野なので、しっかりと知識を整理しておくといいと思います。

※労働関係法令といった形で具体的な法律名を出さずに出題されることもあり、そのようなケースはカウントしていません。

キャリアコンサルティングの理論では人名とひもづけることが大切

法律以上に試験対策で大事なのはキャリアコンサルティングに関する理論。

キャリアコンサルティングの理論は大きく3つに分けられます。

その3つとはキャリアの理論、発達心理学の理論、心理療法の理論。

互いに重複している部分もあるので、厳密に分けることはできませんが、知識を整理するときに分類すると便利ですよ。

これらの理論は人名とセットで覚えるのがかなり重要。ここをしっかりやるかどうかで合否が分かれてくるように思います。

理論についても先ほどの法律と同じように過去問での登場回数を分析してみました。

第1回試験 第4回試験 第5回試験 第6回試験 第7回試験 第8回試験 第9回試験 合計
スーパー 3 1 1 3 2 2 3 15
シャイン 2 2 1 2 2 2 11
エリクソン 2 1 1 1 1 3 9
シュロスバーグ 1 1 1 2 2 1 8
ホランド 1 1 2 2 1 1 8
サビカス 1 2 1 1 1 1 7
クランボルツ 1 3 1 1 6
ロジャーズ 1 1 1 1 1 5
ブリッジズ 1 2 1 4
バンデューラ 1 1 1 1 4
ジェラット 1 1 1 3
ギンズバーグ 1 1 1 3
フロイト 1 1 1 3
アイビー 1 2 3
ヒルトン 1 2 3
レビンソン 1 1 1 3
ハヴィガースト 1 1 1 3
ハンセン 1 1 1 3
カーカフ 1 1 2
ベック 1 1 2
スキナー 1 1 2
パーソンズ 2 2
ニコルソン 1 1 2
ホール 1 1 2
ハーズバーグ 1 1 2
レヴィン 1 1
ブロンフェンブレナー 1 1
グラッサー 1 1
ウォルピ 1 1
マーシャ 1 1
アドラー 1 1
ティードマン 1 1
ディンクレッジ 1 1
スペンサー 1 1
エリス 1 1
バーン 1 1
國分康孝 1 1
平木典子 1 1
ユング 1 1
ブリッジズ 1 1
パールズ 1 1
吉本伊信 1 1
ホワイト 1 1
カウント方法:本文、選択肢ともにカウント。同じ問いで複数回登場しても1とカウント。
スーパーやシャインなどキャリアに関する理論、人名が頻出です。

発達心理学の分野ではエリクソンが、心理療法ではカール・ロジャーズが多いですね。

(※カール・ロジャーズが提唱した来談者中心療法は頻出ですし、キャリアカウンセリングの基本ともいえる部分なので、重点的に学習しておいたほうがいいです。)

この表を見るとどの人物を優先的に覚えたらいいか、わかりやすいのではないでしょうか。

人名と理論を覚えるときは語呂合わせを作るのもいいと思いますよ。(実践しました)

法律と理論の次にアセスメントツールを覚えよう

法律と理論の次に優先順位が高いのはアセスメントツールです。

アセスメントツールとは個人についての情報を収集するための、心理テストのようなもの。

ここでも出題数をカウントしておいたので、よければ参考にしてくださいね。

(一部キャリアガイダンスツールも含めています。)

第1回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 合計
職業レディネス・テスト(VRT) 1 1 1 1 1 2 7
GATB厚生労働省編一般職業適性検査 1 1 1 2 1 6
VPI職業興味検査 1 1 2 1 5
クレペリン検査 1 1 2
OHBYカード(カード式職業情報ツール) 1 1 2
※キャリア・インサイト(統合版) 2 2
エゴグラム 1 1
※キャリア・シミュレーションプログラム
1 1

※この2つは第9回試験からカウントを始めました

カウント方法:本文、選択肢ともにカウント。同じ問いで複数回登場しても1とカウント。

法律と理論(人名)、アセスメントツールを覚えておけば筆記試験は怖くない

ここでまとめたいと思います。

キャリアコンサルタント試験の筆記試験を突破するには法律と理論、アセスメントツールを覚えることがポイント

理論と人名をひもづけて理解するのが特に重要です。

効率よく勉強するための参考にしていただければ幸いです。

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