地方公務員、志望動機の書き方は?「携わりたい」と「愛着」がポイント!

携わりたい+愛着

公務員試験において志望動機を考えるのはなかなか難しいですよね。

特に地方公務員の場合、志望度があまり高くない自治体を受けるケースもあると思います。

ただし、難しいからこそ差がつきやすい部分でもあるので、しっかりポイントを押さえておきましょう。

基本的には2つのポイントを押さえておくと、面接官に伝わる志望動機が書けると思います。

その2つのポイントとは「携わりたいこと」と「愛着」。

なぜその2つが大事なのか、順に説明していきますね。

▼面接シート(エントリーシート)のアドバイスの仕事もしています。規模の大きい自治体でトップ合格できたとの報告をいただいたこともあります。

具体的であればあるほどいいわけではない

ポイントを説明する前に志望動機を考えるうえで特に勘違いしやすいポイントを1つ紹介しておきます。

それは具体性が大事だという思い込みが強いのはよくないということ。

面接シート(ES)を見させていただいていて、志望動機がニッチすぎるケースが多いなという印象があります。

たとえばこのような書き方だとかなりニッチです。

もっと改善できる例文

「地方活性化のために○○地域の空き家を活用し、レンタルオフィススペースを設けたい」

もちろん熱意は感じますし、これが絶対的に悪いとは言い切れないですが、「こだわりが強く扱いづらい人」や「興味の幅が極端に狭い人」という印象を面接官に与える可能性が高いです。

地方公務員の仕事はかなり幅が広いので、特定の仕事にのみ関心を持っている人はリスクのある人材だと思われしまいがち。

公務員は人事異動も多く、スペシャリストではなく、ジェネラリストが求められる傾向も強いです。

(※ただし、神戸市のように今後ジェネラリストの道に進みたいか、スペシャリストになっていきたいか、働きだしてからヒアリングしてくれるところもあります。)

それに真の”目的”は「地方活性化」のはずなのに、”方法”に関する記述が多いことで”目的” の部分が目立たなくなっている点も問題です。

なので、このケースではあえてもう少し抽象度を高め、「地方活性化」を主役にする必要があります。

たとえばこのような感じです。

いい例文

「空き家活用などの地方活性化プロジェクトに携わりたい」

このようにすると、具体性と抽象性のバランスがとれるようになりますし、真の目的である地方活性化が主役の文章になっています。

また、内容がニッチすぎると、面接でさらにつっこんだ質問をされ、こたえに困るというデメリットもあります。

「携わりたい」と書くとちょうどいい具体性になる

特に意識することなく使っている方も多いですが、「携わりたい」という文言は便利な言葉です。

具体性と抽象性のバランスがよくなり、面接では「どのように携わっていきたいか?」や「具体的にどのようなことをやりたいか?」といった質問が来ることも予想できます。

なので、志望動機に悩んだときはまず「携わりたいものは何か」を突き詰めるといいでしょう。

自治体のホームページや採用案内で取り組みが紹介されているケースも多いので、しっかりチェックしておくことが大切です。

自治体が行っている取り組みの背景には、その自治体が抱えている課題が隠れているケースがほとんどなので、できればその点も意識しておくといいですね。

志望動機では愛着も大事!

地方公務員の場合は特にいえるのですが、そこの地域への愛着はかなり大切です。

行政職の仕事は多岐にわたるので、仕事へのモチベーションとしてその地域への愛着は大きな役割を果たすからです。

採用担当者からしても「この地域のためにがんばる!」という気持ちの強い人といっしょに働きたいと思うのは自然なことではないでしょうか。

地元でなかったとしても、その地域が好きになるぐらい徹底的に調べておくことが大切です。

それと採用担当者からしたら、自分が働いている地域が好きだといわれたらとてもうれしくなりますよね。

情に訴えるというと聞こえが悪くなりますが、愛着をいかにアピールできるかという点も大切な鍵になると思います。

「どのようなとこが好きなの?」という質問がきたら、「待ってました!」かのように熱く語りましょう!

だらだらとその自治体のいいところを説明するのはよくない

愛着をアピールすることは大切なんですが、だらだらとその自治体のいいところを説明するのはよくありません。

たとえばこのような文章は避けましょう。

貴市は人口増加が進んでいて、大規模な商業施設が設立され近年大きな発展を遂げていますが、◯◯公園といった自然にも恵まれた緑豊かな都市です。

このようなことはわざわざ書かなくても面接官(採用担当者)は知っていることですよね。

そのようなことにスペースを割いてしまうのはもったいないです。

面接官が知りたいのは「あなた自身のこと」。自分はどのようなところが好きなのかを端的に書くといいと思います。

愛着に関しては面接で話すことを前提に短く書くことを意識しておきましょう。

ずっと好きであることをアピールするのもいい

地元の自治体を受けようと思っているケースで愛着はしっかりあるのに書き方がもったいないなと感じることがあります。

具体的にいうとその地元が「ずっと好きである」ということを伝えられていないケース。

たとえば「帰省したときに良さを認識した」などと書いてしまうのはもったいないですよね。

きっかけであったのは事実かもしれませんが、地元がずっと好きで、ここで働きたくてたまらない!という熱意を伝えることが大切です。

それに、「幼少の頃から地元が好きだった⇒その思いは日増しに強くなっている」と伝えられたら、ストーリー性が生まれますよね。

ストーリー性は説得力にもつながるので、大切なポイントです。

志望動機に迷うときは「携わりたいこと」と「愛着」の面から考える

ということでまとめます。

公務員試験で志望動機に迷うときは「携わりたいこと」と「愛着」の面から考えてみましょう。

携わりたいことを8〜9割書き、愛着を最後の一文、二文ほどで記述するのも私としてはいいバランスだと感じます。

欄の大きさは受ける自治体によって大きく異なりますが、具体性と抽象性のバランスを意識できていれば、柔軟に対応できるはず。

志望動機に悩んだときの参考にしてもらえたらと思います。

面接本のオススメはこちら

▼面接対策ではこの本がオススメです。

採点官の本音がわかる!『公務員試験 現職採点官が教える!合格面接術』はオススメの1冊

2017.12.26

予備校を探しているのであれば資料を一括で無料請求しよう

予備校を探しているのであれば、『BrushUP学び』で一括無料請求するのが便利です。

TAC、資格の大原、クレアール、実務教育出版などたくさんのスクールの資料を地域ごとに請求することができますよ。

>>『BrushUP学び』の一括無料請求はこちら